●街のUDとは

街のUD配慮ポイント(2017年6月現在)

1:移動に当たり、体への負担が少ない
2:わかりやすく、たどりつきやすい
3:簡単で、利用しやすい(設備等)
4:安全で、安心感がある
5:親しみがあり、居心地が良く、美しい
6:市民の開かれた心、親切、心づかい

1:移動に当たり、体への負担が少ない
  ・長距離歩行を避ける(近道)
  ・階段・エレベーター・エスカレータを選べる
  ・段差なし、凹凸の少ない路面・床面
  ・スロープはできれば正面から(車椅子が遠回りしなくていい)
  ・自動ドア(車椅子使用者、荷物を持つ人に便利)
  ・車椅子・盲導犬が通れる幅の確保
  ・障害物の排除
  ・自転車置場にならない配慮(視覚障がい者が困らないために)
  ・ところどころに休憩所(お年寄り等への配慮)
  ・雨風への対策
 
2:わかりやすく、たどりつきやすい
  ・地域の全体像を伝えるわかりやすい地図
  ・ところどころにランドマーク
  ・案内表示を大きくわかりやすく
  ・絵表示で外国人にもわかりやすく
  ・4カ国語表示
  ・案内の連続性(たどって行ける)
  ・音声・信号音による案内
  ・電光表示板による案内
  ・低い目線でもわかりやすく(車椅子、子ども)
  ・点字表示、触知案内(地図等)
  ・目障りなものを取り除く(案内表示が目立つように)

3:簡単で、利用しやすい(設備等)環境関係の機器・設備や交通機関
  ・利用者を差別しない(多様な人への対応)
  ・体格の差に対応
  ・大きな力を必要としない
  ・無理な姿勢を避ける
  ・複雑を避け、自然に使い方がわかる
  ・マイペースで使える
  ・片手でも利用可能(左利きも)
  ・清潔が保たれる

4:安全で、安心感がある
  ・明るい照明(但し、眩しさを防ぐ)
  ・視界を妨げない(車椅子使用者、子供の目線にも)
  ・落ちる恐れのある所への対策(安全ガード等)
  ・車椅子や乳母車の車輪がはさまらない
  ・滑りにくい
  ・階段他、必要なところに2段手すり
  ・段差に気づきやすくする(特に弱視の人や高齢者への配慮)
  ・ガラスの存在を判らせる
  ・子どもが手や足をはさまない工夫
  ・頭を打たない配慮
  ・助けを求めるための手段の用意

5:親しみがあり、居心地が良く、美しい
  ・自然(緑・水)との触れあい、美しい景観
  ・環境に調和して美しい屋外設備(公衆トイレ、ベンチ、案内表示等)
  ・広告の氾濫の抑制(重要な案内表示を見やすくするためにも)
  ・人が自然に集う場づくり、遊び場づくり

6:市民の開かれた心、親切、心づかい
  ・差別心・偏見がなく、誰にも友好的
  ・障がい者や高齢者、外国人への心づかいと手助け
  ・人が危険に気づかない時の声かけ
  ・だれもが公衆マナーを守る

※随時更新していく予定です。
                                     以 上

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